セッションの全文
コミュニケーターの方が了承してくださったので
華胡とのセッションの全文を掲載することにしました。
「 」:動物さんの発言
( ):(コミュニケータが感じたもの、追記情報など)
***華胡ちゃんの印象***
とても可愛らしい(ベンガルという猫種のイメージとちょっと違う)
妖精や天使のよう(現実の生きものと違う雰囲気や浮世離れした感じがする)
独特なキャラクター ちょっと怖がりで甘えん坊だった 優しい 人の気持ちを汲み取る力がある 賢い(聡明な感じ)
キャットタワーのような高い場所から、部屋全体を見ている姿で出てきた。一転して、恭子さんの足元(私のふくらはぎの辺りが温かくなった)にくっつき甘える姿を見せてくれる。今も時々帰って来ては、そんな風にしてみんなを見ているし、時に参加しているのだと伝わってくる。
それはこの世にとても未練があるから(執着)ではなく。ママの気持ちに引っ張られる形で帰ってきているという印象だ。
本猫も若くして亡くなったこともあり、本当に自分が他界したのか?今一つわかっていないところへ、ママの強い悲しみの波動で戻ってくる。そのことに少し戸惑いも感じている。
ママから頼まれて、華胡さんの気持ちを聞きにきたけれど、お話ししてくれますか?と聞くと、すぐに返事があった。
「いいわよ。ママは私のことで区切りをつけた方がいいと思うの。私もママがそうしてくれれば、心おきなく次に向かっていけると思うし…」
質問①華ちゃんとの出会いは、華ちゃんに呼ばれた気がしたけれど、どうかな?
どうして家を選んでくれたの?
「初めて会った時、ママに話しかけましたか?」
「ママの後ろ姿に話しかけたわ。こっちを向いてください!私をここから出して!」
「それは何か特別なことを感じたからなの?」
「そうではないわ。私達ペットショップに居る子はたいてい、そうやって来たお客さんに、願いをこめて話しかけるものよ。誰だってあそこから出たいに決まっているし、私の様にちょっと珍しい柄のタイプの猫は、そう簡単に売れるものじゃないの(私も売れなかった)みんな興味本位で見に来るけれど、なんだフツーの猫と変わらないじゃないとか言われて、理解を得られないものよ。ママに話しかけたのは、優しそうだったし、ママはそんな風に珍しい生きものを見るような人じゃないって感じたから。ママは、私が大きくなりかけていたから、そういう辛さや境遇を、瞬時にわかってくれたの。ママと目が合ってママの手に触れた瞬間、行きたい!って強く思ったわ」
質問②少しの間しかふつうの生活できなかったけれど、不満はないですか?
「もちろん、もっともっと、ずっと長く生きたかったけれど…だから、そういう点では心残りがいっぱいあったわ。でももうそれは仕方ないことだって、今、私はとても納得しているの。ママ、私は今回、こうやって幼いうちにこちらの世界に戻ってくること経験しに、そちらの世界に行ったの。そのことが、今ならよくわかるわ。信じられないかもしれないけれど、私は次、野生の大型猫になるの。とても慈愛深い、群れの中心的役割を果たす猫よ。群れの命を繋ぐため、私はたくさん狩りをして、幼いどうぶつの命を奪うわ。そういう生を経験する前に、こんな風に幼くして逝く体験を選ぶ魂が多いことも、私はこちらへ来て初めて知った。だからママ、もう悲しまないでほしい。私はママとパパの所で過ごした3か月、本当に幸福だったわ。私が女の子で末っ子なものだから、ママもパパも、お兄ちゃんたちも、それはそれは、私を大事にしてくれたわ。ママ、本当にありがとう。そして悲しい思いをさせてしまって、ごめんなさい。ママの心の痛みを感じると、私は今でも身体がある時と同じような感覚で、私の全ても痛むの。この痛みを、私は次の生で、無駄な狩りをしないことに繋げていきたいわ」
質問③投薬治療は、華ちゃんにとって辛いことばかりではなかった?(私たちも辛かった)
「苦い薬を飲まなければいけないことは、本当にとても辛かったわ。私の身体は、ビックリするくらいの速度でダメになっていったし、そのことはなにより自分がよくわかってたの。だるくて熱っぽくて、いつもムカムカしていたわ。だから、何も食べたくない時が多かったし、そういう時に苦い物を飲み込むってことは、とても大変だった。ママは辛そうで、いつも優しい声で、ごめんねって言ってくれたし、パパも辛そうだった。ママが涙を流すのを見るのは、さっき言った飲みこみたくない苦い物を飲み込むことより辛かったわ。だから今、ママとパパにありがとうと言いたい。私より辛かったと思うから」
質問④今も華ちゃんのことが大好きよ。華ちゃんも好きでいてくれる?
「ママ、もちろんよ!!私もママとパパと一緒に暮らした、あの濃密で優しい時間のことは、決して忘れないわ。私のことを救ってくれてありがとう。愛してくれてありがとう。そして手放してくれてありがとう」
最後に何か言いたいことはないですか?
「なにより、ママが一番わかっていることだと思うけれど、新たな猫を迎えてあげてほしいと思うの。どんな猫かって、フツーの女の子よ。フツーっていうのは、ペットショップからじゃない(血統のある猫ではない)その子は心が傷ついていて、少し影のある子なの。そんなに人懐っこくなくて、ちょっと私に似たところ(顔、特に目の感じ)があるかもしれない。その子と暮らしはじめたら、ママはちょっと苦労するの(その子の心の傷を癒すのに)でも、いい苦労よ!そうなったら私は安心して、ママの元から完全に旅立っていくつもり。愛と感謝をこめて」
以上ご報告いたします。
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