華胡のこと
華胡は私のことが大好きみたいで、座ると必ず乗ってくる子だった
可愛くて可愛くて私たちは目じりが下がりっぱなし(^_^;)
我が家にきて一ヵ月、秋になり私が遅い夏休みをとるタイミングで避妊手術の予約をいれていた
一週間ずっと一緒にいてケアできると思ってた
予約の日、絶食した華胡をつれショップに併設された病院に連れていった
術前検査をして手術は午後には終わるという話だった
ところが帰宅して2時間くらいで病院から電話があった
血液検査の結果が思わしくないという 院長先生の話だとたんぱく価が異常に高い
嫌な予感・・・・6か月の月齢とこの検査結果からおそらくFIPではないかと・・・
いろんなブログで見たからFIPの知識はそこそこあったので先生の話はちゃんと理解できた
華胡が絶望的状態ってこともわかってしまった自分が悲しかった
手術は当然中止でそのまま治療に入ることになり、華胡をむかえに行った
その日は涙が止まらなかった
ずーっと泣いてる私を見上げる華胡の眼は信頼しきっているのがみえる
治療といっても症状を緩和して延命することしかできない病気
ならば少しでも華胡がご機嫌で過ごせるように看病する決心をした
毎朝3時起床して華胡の投薬、状態によって仕事を休み病院につれていく
私たちとFIPとの闘いが始まった
華胡はドライタイプで腹水も胸水もなかったから苦しそうな様子はなかったのが救いだった
神経症状がでて、フラつくことはあってもほとんどの時間はご機嫌で過ごしてくれていた
食欲もあり最初のうちは本当に病気なのかと思ったくらいだった
だから動けるうちは部屋の中を自由に遊ばせようと隔離をやめて胡次郎と対面させた
幸いケンカもせず、お互いの存在を認めてくれたのでよかった
元気な年下の女の子にタジタジのお兄ちゃんという感じだった
FIPは1歳未満の子猫に多く発症し、ほとんどが1か月ももたずに死んでしまう病気
華胡は病気がわかってから1か月半頑張ってくれた
頭のいい子だったから投薬は大変だったけど・・・嫌なことをする私たちのことをそれでも信頼してくれてるようだった
最期は私の腕の中で・・・・
駆け足でお空に帰ってしまった華ちゃん
3か月しか一緒にいられなかったけれど、その時間はとても濃いものだったと思う
華ちゃん、お誕生日おめでとう
パパもママもずーっと華ちゃんのことが大好きだからね
たまには戻ってきてね
待ってるから
4コメント
2017.10.11 03:52
2017.10.11 03:06
2016.03.20 12:38